【超初心者向け】内蔵SSDをエンクロージャーを使用して設置&初期設定する方法

勉強備忘録

内蔵SSDをエンクロージャーで外付けSSDのように使用する方法

内蔵SSDとエンクロージャーを初めて購入したけど、取扱説明書を読んでも使用方法がよくわからない…とお悩みではないですか?
このページでは、自分が悩み・解決した方法について紹介していきます

『ここだけ知りたい!』という方は、目次から参考になりそうなページへ飛んでみてくださいね!

購入前に 装着したい筐体に使用できるかを確認!

⚠️内蔵SSD(M.2 SSD)側と設置したい筐体側の規格や形状が合っていないと設置できません⚠️

筐体側の差し込み口(スロット)の種類はB key”と”M key”の2つ
M.2 SSD側の形状はそれぞれB key”・”M key”・”B&M key”用の3種類

※”B&M key”用ならばどちらのスロットにも設置可能です
”B key”形状のSSDは”B key”スロットにしか、
”M key”形状のSSDは”M key”スロットにしか設置できないので注意が必要です

M.2 SSDのインターフェース規格の種類は”NVMe”と”SATA”の2つ

見た目では違いは分からないので
製品のカタログなどを確認する必要ありです

M.2 SSDの幅と長さのサイズの規格の種類は複数あり(幅と長さの組み合わせ)


例えば、今回自分が購入した”M.2 Type 2280”だと、”幅が22mm”、”長さが80mm”の組み合わせ、という意味になります
M.2 SSDを取り付ける部分に合ったサイズのSSDを購入する必要があります


今回、自分が購入したのはこちらの商品↓

【PC】Apple 2024 Mac mini
【ハブ兼SSDエンクロージャー】Satechi Mac Mini M4 Stand & Hub with SSD Enclosure(Amazon表記は”Satechi Mac Mini M4 ハブ & スタンド NVMe SSD エンクロージャー”)
【内蔵SSD】キオクシア KIOXIA 内蔵 SSD 1TB NVMe M.2 Type 2280 

Satechiのこのエンクロージャーは2230/2242/2260/2280サイズのM.2 NVMe SSDに対応しているので、対応しているM.2 SSDを購入しました

Mac miniをSatechiエンクロージャーに乗せて、Satechiから出てるコードをMac miniに繋いで…
というだけでSatechiエンクロージャーのハブとしての接続は完了!

SSDの設置方法

取扱説明書を解読・カバーを外す

まずはSatechiのエンクロージャーに付属していた取扱説明書を読んでいきます。日本語表記も有るのでありがたい!と思ったけれど…?

取扱説明書の引用です↓

1.エンクロージャーカバーを外します
2.(任意)サーマルパッドの両側のプラスチックを取り外し、ネジ穴と位置を合わせて適用します
3.SSDを30度の角度で挿入します
4.ネジとドライバーを使用してSSDをしっかり固定します
5.エンクロージャーカバーを再取り付けします

公式サイトURL:https://satechi.net/products/mac-mini-m4-stand-hub-with-ssd-enclosure

初心者には専門用語が多すぎ+日本語訳が今ひとつな感じ…
ひとつひとつ、解読していきましょう!

エンクロージャーとは
エンクロージャー (enclosure) =『囲い・ケース・筐体』のこと。内蔵M.2 SSDを外付けSSDとして使用できるガジェットを指す。
エンクロージャーカバー=エンクロージャー筐体のカバーのことですね!

サーマルパッドとは
熱の伝導を助ける伝導性材料のパッド。コンピュータが高速で動作している時に発熱する部品は放熱する必要があるため使用する。
→SSD設置部分に敷いてあ、ペロンペロンのゴムのようなパッドのことですね!
取説記載の”サーマルバッドの両側のプラスチックを取り外し”とは、おそらく”パッドの両面に貼られていたプラスチックのシート(片面が透明・もう片面が青色のシートでした)を剥がす” ということだと推測…🤔

解読完了です🎊
これを踏まえて、 SSDを設置してみましょう〜

①”Satechi Mac Mini M4 Stand & Hub with SSD Enclosure”を裏返して…

②エンクロージャーカバー(写真上部)をスライドしてから持ち上げて外します
サーマルパッドの両面の透明シートも剥がして、ネジ穴とパッドの穴の位置が合うように貼っていきます(画像は貼った後の状態です)

M.2 SSDを挿入&固定する

SSDを30度の角度で挿入する、と説明書にあるけど、どういうこと…?
具体的な挿し方の写真や動画を求めて、
たどり着いたのはSatechiの公式サイトでした↓

Satechi公式サイトURL【https://satechi.net/products/mac-mini-m4-stand-hub-with-ssd-enclosure】※英語表記のみのサイトです

トップページの下の方にある、
Step-by-Step Guide SSD Installation Instructions
という動画がとってもわかりやすいです!(男性が喋っている動画の一つ下の動画です)

公式サイトの動画を見ながら、M.2 SSDを挿入していきます

③M.2 SSDを30度くらいの角度で挿し込むと、”クッ”と入る感じがあって、この写真のように挿した反対側が浮かんだ状態になりました!

浮かんだ側を押さえながら、付属のネジとプラスドライバーで固定していきます

M.2 SSDをネジで固定できたら、エンクロージャーカバー(ケースのカバー)を再び装着して、設置は完了です✨

SSDをフォーマットする

M.2 SSDが無事設置できたので、いざMac PCに繋ぎ使用してみようとしたら、”接続したディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。”と表示されてしまいました…
そんな時、どのように解決したらいいかをご紹介します

新品のSSDを接続先のデバイスで使用できるようにする作業をフォーマット(初期化)と呼びます
『新品のSSD内の区画整理をする』というイメージです
コンピュータがSSD内のどこに何のデータを書き込めばいいのかを正しく認識して、意図せず重複して書き込んだり、データを取り出す時にわからなくならないように、最初に行う必要があります
外付けSSDやHDDだと既にフォーマット済みだったり、自動でフォーマットが開始される物がありますが、内蔵SSD(M.2 SSD)の場合は自身で行なっていきます

⚠️注意⚠️
フォーマットすると、SSD内のデータはすべて消えてしまいます
新品の内蔵SSDであれば元々データが無い状態ですが、もし使用中のSSDのフォーマットする際は、事前にデータのバックアップを取っておく必要が有るのでご注意ください!

Mac OSのPCでSSDをフォーマットする方法は以下の通りです

1.Finderを開き『表示』をクリック
マウスを画面の一番上に持っていくと、横一列のメニューが表示され、その中にあります

2.『すべてのデバイスを表示』を選択

3.サイドバーからフォーマットしたいストレージを選択し、『消去ボタン』をクリック

4.『方式』から『GUIDパーティションマップ』を選択

5.『フォーマット』をクリック

6.ファイルシステムを選択
Macの場合はAPFS(Apple製品に最適化されたファイルシステム)、exFAT(WindowsとMacの両方で使えるファイルシステム)等があります

7.ドライブの名称を入力

8.必要に応じてセキュリティオプションを設定

9.『消去』をクリック→フォーマットが開始されます

10.フォーマットが終わったら『完了』をクリック

これで、新品のM.2 SSDのフォーマット完了です🎉

FinderのサイドバーにフォーマットしたSSDが表示されるので、ストレージとして使用することができるようになりました!

お疲れ様でした☕️🫖
少しでも、あなたの『困った!』のお力になれますように💐

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